Zoonosisは世界中にみられる疾病で、200種以上はあります。犬猫からの感染は狂犬病、レプトスピラ症、トキソプラズマ症、パスツレラ症、Q熱、猫引っかき病、犬ブルセラ症、カプノサイトファーガ感染症、回虫症、カイセンなど、主なものでも数十種あります。
家庭動物(犬猫)を飼育する人は以前に比べ増加しており、それも室内飼育が主になり犬猫と密接な関係になっています。犬猫の本来の生態や行動を学ばず、予防や治療もせず正しい接し方を実施していない飼主が近年多く認められます。
万一犬や猫に咬まれたり、引っ掻かれた場合、早急に適切な医療を受けない場合人の重症例が認められます。また、慢性化する疾患も解ってきました。これらの対応法を人、動物、環境等の健康維持が大切と考える認識(One Health)のもとに各専門家に問題点・対策などについて話していただきます。
犬猫の飼主、動物取扱業、獣医師、動物看護士、ペット業界、医療関係者や行政の方々にぜひ参加していただき、人と動物が安全に安心して楽しく生活できる社会作りを目指しシンポを企画致しました。
内容 |
1. Zoonosis とは ≪現状とペットの咬・掻傷に起因する感染症と具体的予防法≫荒島 康友(日本大学医学部臨床検査医学系臨床検査医学分野助教・獣医師) 2. 咬傷や引っ掻き傷等の防止法とは ≪家庭犬を中心に具体的なしつけ法≫藤井 聡((株)オールドッグセンター専務取締役・JKC公認訓練範士) 3. 最近のZoonosis の臨床例から ≪Q熱 - 慢性疲労、うつ症状、登校拒否など≫矢久保 修嗣(日本大学医学部内科系臨床検査医学統合和漢医学分野准教授・医師) |
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参加費 | 会員(協力、後援、協賛)1,000円 その他 2,000円 先着250名まで ※詳細等は http://www.t-kateidoubutu.jp |
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協力 | 日本大学医学部、Zoonosis 協会 |
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後援 | 環境省、厚生労働省、東京都、神奈川県、日本獣医師会、日本動物病院福祉協会、日本愛玩動物協会、ジャパンケネルクラブ、東京都獣医師会、栃木県獣医師会、神奈川県獣医師会、群馬県獣医師会、埼玉県獣医師会、横浜市獣医師会、川崎市獣医師会、日本動物福祉協会、日本動物愛護協会、日本ペット用品工業会、ペットフード協会、聴導犬普及協会、狂犬病臨床研究、動物との共生を考える連絡会、優良家庭犬普及協会、ペットとの共生推進協議会、全国ペット協会 |
協賛 | interzoo、日本イーライリリー(株)、ノバルティスアニマルヘルス(株)、バイエル薬品(株)、森久保薬品(株)、日清ペットフード(株)、ファイザー(株) (順不同) |
日本大学 理事(医師)
・日本大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授
マキノ動物病院(臨床獣医師)
・本会常任理事・Zoonosis協会理事 著書・幸せな猫の飼い方・ペットを不幸にしない法
・千葉科学大学 非常勤講師
・神奈川県動物由来感染症 対策委員
・日本感染症学会 評議員
・Zoonosis協会 副理事長 ・本会理事
●著書
・ペット溺愛が生む病気
・ペットとあなたの健康(共著)
1. 犬猫からのZoonosis イ:排泄物(便、尿、おりもの)/ロ:外傷(咬傷、引っかき傷)/ハ:口内(舐められる、よだれ)/ニ:その場での外傷の対応策
・JKC 公認訓練範士、訓練試験委員
・警視庁委託 警察犬業務の研究及び指導
・聴導犬協会 副理事長 ・本会 常任理事
●著書
・しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる
・訓練犬がくれた小さな奇跡
・面白いほどよくわかるイヌの気持ち
1. 犬の生態、性質:上下関係、信頼、愛情
2. 犬のしつけ イ:コントロールは/ロ:接触距離は/ハ:清潔を保つには
・日本大学医学部付属板橋病院東洋医学科 科長
・Zoonosis協会 副理事長
・日本内科学会認定総合内科専門医
・日本東洋医学会認定漢方専門医・指導医
●著書
・スキルアップのための漢方相談ガイド、専門医のための漢方医学テキスト、等
1. 感染症診断・治療/2. 慢性化疾患(QFS、CFS 等)/3. 緊急外傷対応/4. その他